猫皿

  • 2015.02.07 Saturday
  • 07:57



ただいま猫皿制作中です。

画像は素地調整まで済ませた状態で、これから漆を塗っていく作業に入ります。

お皿のくぼみはカンナで彫っていまして、長い時間カンナを握りしめているので手がつります(笑)指の感覚がなかなか戻らないので、連日の作業は無理かなと思ってましたけど、軍手の右手人差し指に硬貨を入れてカンナを使ったら食い込むような痛さが消えて楽になりました。だけど深夜寝ている時、指がズキンと痛くて目が覚める(笑)

上の画像の状態に、捨て塗りの漆を塗って、水研ぎします。結局キズが見えてきて最初の素地調整に戻ってしまう事も多くて泣きたくなるわたしT^T

漆を塗ってキズを見つけると、せっかく塗った漆を剥がすことになって、再度漆を塗って、また小キズ発見!また漆を剥ぐ…この繰り返しで一向に先に進まない作品達。はっきり言って、精神的にこたえますね。ひとつの作品に何日、何ヶ月かかってるんだろう、工場で働くような時給計算できるような作業ではなく…手作りクラフト作品はそんなものですね。


キズを見つけてやり直し中の猫皿!完成は遠い(泣)





漆のこの繰り返しの作業に凹む時、いつも脳裏をかすめるのは、賽の河原のお話。河原で一生懸命に石の塔を作っている私。これで完成かとワクワクしていると、鬼が出てきて、せっかく積み上げた石を崩されてしまう…またやり直し。また積み上げると鬼が出てきて崩されてしまう…私の漆塗りのイメージです。(笑)賽の河原で石を積む罰みたいです。これをやらないと先に進めない仕事、大変です。それなので、時々辛くなってオイル塗装やワックス塗装に逃げたりもします(笑)

それでも漆とオイルの作品を比べると、見た目も美しく、耐水性があって濡れてもシミができない、輪じみもできない拭き漆が圧勝しているので、今後は忍耐強くやっていきたいとは思ってます。


師匠の松土さんは、作品の完成度にとっても厳しいので勉強になります。ありがたい事です。そしてたま〜に、賽の河原の鬼?とも思う??(笑)

がんばります!


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